今後のFX講義やオンライン指導について
揺るがない方針として
本サイト内、何度か記していますが、私にとってFXは次の目標に取り掛かるための通過点でしかありません。
そのため、いつかはこのようなFXに関する考察やサイト更新も終えますし、FXのオンライン指導はもちろん、FXトレードそのものからも離れる事になります。
実のところ、本来このサイトは存在しないものでした。
前大神WEB内でFXや投資に関する発信は有料講義も含めて終了します、と一度は発表したためです。
しかしその発表を境に既存の受講者さんのみならず、まだ未受講で今後の受講を検討している方々や公開記事を読んで一からの理論構築に挑戦なさっている方々から、私が想定していた以上の継続希望の声をいただいたのですが、正直これほど多くの方に読んでいただけているとは思ってもいませんでした。
私は有料受講の門戸をかなり狭く閉ざしているため、時間的余裕と金銭的余裕、受講に際してはこの2つを揃えていただく事は絶対条件です。
条件未達を理由に受講を断る事も珍しくはないのですが、現在受講環境を整えている最中という方の声が思っていたより多かったという事、そして後述の受講者さんへのアンケートの結果、これだけの方に必要としていただいているというのは非常に光栄に感じています。
いただいたメッセージや意見と希望に対して、考えた事を以下に記していこうと思います。
大神がやりたい事、やりたくない事。
そしてやりたい事の中で、大神に出来る事、出来ない事。
これをお伝えしていこうと思います。

▶公開記事の講読者さんへ
▶有料講義の受講者さん及び将来的に受講を考えている講読者さんへ
▶お寄せいただいたアンケート要望への回答
公開記事の講読者さんへ向けて
いただいた質問について
私は以前までは・・・といってももう3年ほど前になりますが、読者さんからのいかなる質問にもメッセージにも完全な返答をする、という事にこだわって対応していました。これは私のある種の完璧主義な性格上、問われた事に対するいい加減な対応は出来ず、質問の中身に的を得た具体性があれば、ほぼ例外なく数百文字以上に及ぶ深層的な返答を一貫して提供していたのです。
しかしその中で待遇と時間という二つの葛藤側面は常に抱えていました。
一つは待遇。
全ての質問に対する回答は極力詳細かつ本質的に伝えることを最優先していました。というのも、曖昧な表現で伝えた結果として誤解が生じ、無駄な回り道を余儀なくさせてしまう事は全く本意ではなく、むしろその他の薄っぺらい情報発信者や勝てない商材にうつつを抜かす事なく、FXの初学として、あるいは長期的に閉塞したトレードを打開するきっかけとしてほしいという気持ちで公開記事は記述しているにも関わらず、その思いに全く反する事になってしまうからです。
推進D波動トレードを独自で構築できる内容は本サイト内で公開していますが、トレードの思考や理論手法の構築に関する組み立て方は主観的に伝える事は出来ても、推進D波動の根幹に近い部分の問いに対して、私がこれまで膨大な労力と時間を費やして構築してきた内容を何の見返りもなく教えるメリットは無く、さらには有料講義の受講者さんを担う立場にある以上、有料講義内容の答えそのものを伝えるわけにはいかない・・・これが一つ目の葛藤です。
次は時間。
質の高い回答を心掛けるとなると、時間と労力が甚大に費やされることは否めません。言葉を選ばずに言うなら、中身が乏しくまるで冷やかしのような軽薄な問いに対しても、多大な時間を割いて返答していたことも事実です。しかし、大抵の問いは一往復では終わりません。既存の方との質問と回答のキャッチボールに加えて新規の方との新たなキャッチボールが開始され、結果的に3年前を境に、すべての質問に対する返答は不可能であるとしました。
これ以降、私が提供する回答は、明確な価値や意義を感じた質問に限って返答またはサイト記事として反映するか、気まぐれにFacebookのDMで返答を行うという形に変わりました。(現在はFacebookは閉鎖しています)この方針に関しては、今後も変わらぬスタンスで継続していくつもりです。
したがって私に対して質問を寄せていただく際には、必ずしもその全てに対して回答を得られるわけではないという点を承知の上でお送りください。
有料講義の受講者さん及び将来的に受講を考えている読者さんへ向けて
受講者さんの内、既に専業トレーダー宣言をいただいた現状のトレードに余裕がある方々(及び兼業でも余裕のある方)に対して、アンケートを取らせていただいた結果、おおむね下記の様な回答と要望をいただきました。
①FX記事の継続的な発信を伴う大神WEBの更新
(および将来的に受講を考えている講読者さんへの指導枠について)
②先出しエントリー配信の再開
③補完性ルート理論の有料講義
④推進D波動トレードの再講義
⑤定期的なFXセミナーやグループ学習の開催
主だった要望としては①の要望を最も多くいただきました。
次いで②③は補完性ルート理論についての要望、そして④に関してはかなり具体的に仕組みや方法を書いていただいた方もいらっしゃいました。
⑤は少数ながら現在のトレードと講義内容のズレが無いか、再確認の手段が欲しいというご要望がちらほらといった結果です。
前提:現在の大神の環境やFX指導への思いについて
上記要望に応える前にまずは私の現在の状況なのですが、FX及び他事業によって得た資金を元手として、新たな事業を始めるべく動き出しています。まだ水面下での準備段階にあり、必要な人・物・場所、想定していたよりもスムーズに事が運んでいる状況です。
よってこれまでのようにオンライン講義によるFX指導や新たなFX記事の公開という大神WEBにおける活動を継続していく事自体に問題はありません。
しかし・・・出来る事とやりたい事は別物なのです。
以前までの発信は「教える」事に特化した発信でした。
・公開記事では規則的FX理論を自分では無い方に理解してもらうにはどうすればよいか。
・そして有料講義は自分では無い方が私と完全に同じくトレース運用するにはどうすればよいか。
主にこれらを目的として運営更新してきました。
しかし今回の大神WEBでは、「教える」という技術の公開に加えて「発見」という新たな優位性の公開という色をより強くしたいと考えています。
というのも、これまで私は構築した規則的FX理論の推進D波動トレードという名の手法によって、受講者さんがFXトレードを職業として成り立たせるために必要なスキルを着実に高めていくことだけに尽力してきました。10年以上に渡ってマンツーマン指導を行い、蒔いたトレーダーの種が成長し、専業トレーダーとして花開くサイクルが何度も繰り返されてきたのです。
以前定員オーバーを理由にお断りした方から「なぜもっと教える人数を増やさないのですか?」という問いをいただいた事があります。
私にとっては教える事は以前はやりたい事の一つでした。
それは推進D波動トレードを私と全く同じように他人が運用するためには明確な言語化が必要であり、その言語化から生まれる大変多くの新たな規則の発見や新たな視点の発見があったからです。
指導する事によって生じた視点から見てその発見を精査する事により、補完性ルート理論は完成を見る事となりました。
しかし現在の講義体制における新たな発見や視点構築は、やはりというべきか講義を重ねるごとに少なくなってはきています。
そのため、現在の有料講義というのは出来る事ではありますが、本当にやりたい事かと言うとそうではありません。
もしも何らかの理由で受講をお断りし、次回受講まで待つ事は出来ない、もしくは待つ時間は無いという方は、無数に転がる何の根拠もないFX商材や、主張に一貫性の無いトレーダーといったハズレを引かず、トレードの現在地と目的地を矛盾なく主張できるアタリの指導者を探し出して指導してもらうか、もしくは私と同様に自分で理論を構築してトレーダーとしての大成を目指してください。
私は今後も規則的FX理論を学びたいという方に対し、希望がある限りは引き続き講義を行ってはいきますが、多くても月に2名までという指導規模を拡大する意向は無いという事を明言しておきます。
なぜここまで発見や気付きにこだわるのか。
極めて単純です。楽しいから。
私の理論は現在地と目的地といういわゆる環境認識に重きを置いた理論です。
相場の現在地を中心に、現在地に至る過程にも一貫した規則を元に観測し、辿り着いた現在地から見る目的地も規則を元に定められる。
このような独特の環境認識から見る相場には傾向が存在するのです。
その傾向こそが優位性でありFXで勝つための前提となる、だからその中心となる現在地が最も重要という訳です。
そして規則的な現在地から見る傾向と優位性からは、多くの発見も生じます。
事実、今でも相場における新しい優位性は毎月の様に発見しており、検証するのにいくら時間があっても足りていません。
世界中のどのトレーダーも気付いていないかもしれない優位性
これほど楽しい発見が他にあるでしょうか。しかも実質無限です笑
これこそが私がチャートに引き寄せ続けられる原因なのだと思います。
こうした発見や気付きは、情報を発信するかどうかにかかわらず、永遠に続くパズルを解くようなライフワークとしてずっと続いていくものでしょう。そのため今後の講義や発信においてはこういった新たな発見や気付きも受講者さんや、時には公開記事の講読者さんとも共有できればと考えています。

アンケート要望への回答として
①FX記事の継続的な発信を伴う大神WEBの更新(および将来的に受講を考えている講読者さんへの指導枠について)
まずWEBサイトにおける発信については上記の通り、教え伝える事以外にも発見も積極的に行っていこうと考えています。
具体的には現状の規則的FX理論の思考とトレード実例、そこから得られる新たな実証された情報、またその他の視点からの分析としてハーモニックピボットといった独自の有用性等、引き続きまだ誰も知らない誰にも発見されていない相場の標的とすべきポイント、これは大神の規則的FX理論探求の成果として、知識と結果を積極的に共有していこうと考えています。
しかし以前は毎週火曜日と土曜日を更新日(火曜日:次回予告含む規則的FX理論/土曜日:トレード結果及びエントリー配信)としていましたが、これに関しては曜日や日時を決めず、週一程度の不定期更新とさせていただこうと思います。
差し当たっては新しい大神WEBの構築にあたり、以前までの掲載していた記事は現在の思考や規則に合わせて全てリライトしていく予定です。
これまで大神WEBの公開記事を元にご自身での理論手法を構築なさっている方向けの記事はもちろん、これからの講読者さんに向けての規則的FX理論の導入記事、そして既存の講義受講者さんに向けてのより発展的な記事、特に3つ目にはこれまでとこれからの発見を中心とした新たな優位性や補完性ルート理論にまつわる記事を中心に更新していくつもりです。
▶将来的に受講を考えている講読者さんへの指導枠について
これまでも多くの方をお断りしてきましたが、これは何も意地悪で教えないのではなく、前述の様に多くても月に2名しか講義しません・・・というより出来ません。私は有料講義をビジネスとして生計を立てている訳では無いため、教えるに値する、と言っては失礼になりますが、私にとってこの方なら教えたいと思える方を優先して教えてきました。
時間の余裕と金銭の余裕、この二つは絶対条件の上、受講を希望される理由と受講環境を整えていただける方を選ぶとなると、トレーダーとして独立するか否かはその方の意思一つですが、自ずと高確率で専業/兼業に関わらずトレーダーとして稼ぐ力を身に着けてしまう方が多いと感じます。
何かを学ぶにあたり、ご自身の学ぶ体制が整っているという事は想像以上に大切で、講義を理解する効率は受講環境に大きく左右されます。
もしこの記事を読まれて受講を希望してみようと思われた方は何が必要とされる事なのか講義依頼要綱をよくお読みいただいた上で、申し込んでいただければと思います。
②先出しエントリー配信の再開
以前Facebookで行っていたエントリー配信、いわゆる「先出し」というやつですね。これはもう二度と行う気はありません。
ある種の興味本位というか、人の行動というものへの興味が生じて行っていたのですが、一部の受講者さんに対して意図せず悪影響を及ぼしてしまった事を反省させられる事態となってしまいました。
私はいつまでもトレードはしません。
こう断言しているにも関わらず、私のエントリー配信に頼ってしまい、せっかく自身で得たトレード技術を腐らせてしまう。
技術は研いでおかなければ錆びつきます。
そうなるとトレーダーとしての成長はおろか、私がいなくなったらどうにも立ち行かなくなってしまう。このような事は望んでいません。
もし以前のような先出しだけを期待して大神のサイトを講読している方がいらっしゃるのであれば、配信はやりませんので期待に応える事はできません。
受講者の皆さんは私の気まぐれの先出しよりも、もっと確実に自分で自由に資金を増やしていける術を既にその手に持っています。
FXを規則で縛り、確たる一貫性の元、推進D波動トレードを儲けるツールとして活用するもよし、規則的FX理論の導線と構造規則を応用し、その先を見て私のように新たな優位性を見出した理論構築も出来るでしょう。
規則的FX理論は裁量を必要としない理論です。
常に現在地を把握しながらエントリーの機会を待ち、エントリー後は目的地へ進むのみであるため、勘違いや測定ミスなどの人為的なエラーを起こさない限り個人差が生じる余地はありません。
先出しの要望については、現在私が推進D波動と並行して運用している補完性ルート理論の先出し配信を有料になってもいいからしてほしい、という意見もありましたが、前述のように先出し配信は受講者さんのトレーダーとしての芽を潰してしまう可能性があり、何よりそこに何らかのシナジー(相乗効果)が生まれる事がなく、私も何も得られるものはありません。
その代わりに受講者さん向けの記事として、補完性ルート理論における考え方や推進D波動から派生して理論化した経緯、そして相場のどこで何を獲ろうとしているのか、補完性ルート理論のトレード事例を含め、それこそ前述の「発見」をベースにそこに辿り着くか、もしくは他の優位性を見出す理論をご自身で構築してもらえる大きなヒントになるような記事を掲載していこうと考えています。
③補完性ルート理論の講義
これはこれまでも何人かの受講者さんから求められてきた部分ではあるのですが・・・基本的には補完性ルート理論の講義は行いません。
実際教えたのは今まで3人だけです。
なぜ補完性ルート理論の講義をしないかと言うと、このページで解説したようにルート理論は推進D波動トレードの派生理論であり、一つのトレード理論の完成形です。「完成形」とは一分の隙や改善要素を見出す事も出来ず、完全に合理化された手法であり、これ以上の発展や進化というのは期待できないものなのです。
可能性はゼロ(改善改悪ともに)、これ以上割り込む余地無し。
ところが推進D波動トレードは違います。
単体での優位性は言うまでもありませんが、ここには全ての基準があり規則があります。
チャートの導線化と相場の構造規則から見る事ができる現在地把握という基準。
私がこの規則から補完性ルート理論という一つの完成形に辿り着いたように、他の方ももっと質の高い気づきを得たり、高効率の理論を構築できる可能性があります。
それだけ推進D波動トレードの導線化と現在地把握は可能性の塊であり、可能性がゼロの補完性ルート理論とは比べ物にならない大きな価値があります。
それでも補完性ルート理論が必要という場合、受講する側の時間の余裕と金銭の余裕はもちろんですが、私にも教える理由が必要です。
これは熱意とか個人的に抱えておられるFX以外の事情に心打たれて・・・という事ではなく、この方には教えておくべきだと私が必要性を感じるという事であり、それがこれまで教えた3人にはあったという事ですが、基本的には講義は受け付けていないと考えておいてください。
それでももし私が教える理由があり、そしてご自身にも習得しなければならない理由がある、という受講者さんは推進D波動の講義依頼要綱と比べると至ってシンプルな条件となりますがメッセージでお知らせください。
④推進D波動トレードの再講義
これも特に必要性は感じていません。
ごくごく最初期の講義においては、教える側と教えられる側の食い違いが生じていましたので、受講者全員に対し講義の3ヵ月後に認識確認の再講義を行っていました。
しかし現在は質疑応答の元、共に認識を重ねた推進D波動トレード専用のロードマップを受講者全員が理解しています。
これは大神が隣にいるのと同義です。不明点、疑問点の回答の全てがそこにあり、それが全てです。
私は受講者さんのロードマップの全てに目を通し、万が一何らかの事情でFXから離れてブランクが空いたとしても、ロードマップを順を追って読み返せば、推進D波動トレードの実行に必要な全ての要素が必ず頭の中に蘇る要素を織り込んでいます。
その要素とは、受講者さん一人一人の性格、講義内でつまづいていた部分、理解に戸惑っていた部分をもとに、それぞれのロードマップにいつ読んでも完全に正確に思い出せるきっかけをかなり多く仕込んであるという事です。
やむを得ずしばらくチャートから離れていた場合、すぐには推進D波動トレードを思い出せない事もあるかもしれません。
そういう時は隣にいるロードマップという名の大神に問いを投げかけてみてください。
自分自身で気付いた事、思い出した事、閃き、これらは快楽的なインパクトとして強烈に記憶に焼き付きます。
強く強く二度と忘れない様にトレードを研ぎ澄ませていきましょう。
⑤FX勉強会の開催や集団指導による講義
FXトレードにも効率があるように勉強や学習にも効率があります。
受講者さんは私の講義を受けるために大神に時間を捧げていますが、それと同時に私も受講者さんに私の時間を捧げています。
理論そのものの価値は勿論、時間と労力を捧げるのだからこそ、それに対する対価をいただいている訳です。
しかしもしこの講義を商材屋の如く「ビジネス」と割り切って考えるのであれば・・・当然複数人を対象に一度に多くの人に教える方が効率的に稼ぐ事が出来ます。それをせずにわざわざ受講希望者を何人も断りながら選定するというマンツーマン指導は、ビジネスという観点から見れば最低効率と言えるでしょう。
しかし勉強や学習効率から見るなら、マンツーマン指導というのは学術的な研究分野でも最高効率である事が証明されているのです。
引用
マスタリーラーニング
https://en.wikipedia.org/wiki/Mastery_learning
コンペテンシーベースラーニング
https://en.wikipedia.org/wiki/Competency-based_learning
私は他者による証明や研究ではなく、自分で体感しないと信じないややこしい性分ですので、一度だけ3名同時の集団指導講義を行った事があります。
その結果はというと・・・見事な失敗になりました。
3名全員に教え切って技術を伝えきるというミッションは問題ありません。
マンツーマン指導と同様、3名ともが推進D波動トレードを習得する事は出来ました。
よって受講者側としては、マンツーマン指導でも集団指導でも、講義内容を習得するという目的を達するだけなら問題はありません。
しかしそこには学習効率以外の問題が生じ、この時は大神にも受講者さんにも非常に無駄な時間が生じてしまう事になりました。
集団指導やグループ学習の最大の弊害は、「個人差」です。
出来る人、出来ない人、覚えのいい人、悪い人、課題をやってくる人、やってこない人・・・
そして実際に指導する際には、最も「出来ない人」の水準で講義をしなければならない。
なぜなら出来る人の水準で講義をすると、出来ない人を切り捨てる事になるからです。
出来ない人を出来る人の水準まで高めてようやく次の講義へと入っていく事になります。
私の講義はその当時は約45日の講義カリキュラム(現在は30日)だったのですが、この3名の講義を修了するのに倍の90日の期間を要する事になりました。たった3人でも大きな個人差が生じます。これが5人になれば、10人になれば・・・その差はより大きなものとなり、その分弊害も大きくなります。
自分の人生の時間とお金と労力をつぎ込んで構築した理論を講義するにあたり、誤った理解で進行して「大した理論ではない」という所感を持たれてしまうのはそれこそ不本意極まりないものです。
FXをブレない規則で縛る事によりチャートに秩序が生まれ、現在地と目的地が見えてくる。
FXチャートを分析する事の楽しさ、そして講義中にその先の応用の可能性までも感じてもらう事で初めて、私と受講者さんが講義に費やした時間が実を結ぶのだから。
それが実現できない多人数の集団講義など、いくら受講料を積まれようがまっぴらごめんです。
受講者間による自発的な発言を含めたFX勉強会やオンラインFXスクールはもっと意味がありません。
私も自身のFX理論を確立する以前は、月額制で何人もの専業トレーダーを生み出しているという会員数200人以上のFX勉強会や数十万円のオンラインFXスクールで学んだ事があります。
前者は講師となるトレーダーを中心に、受講生が掲示板で自分のトレードを発表して良かった事、悪かった事を座談会のような形式で毎週交流する、というものです。
後者のスクールは複数人の講師に5~10名の受講者が割り振られ、録画の講義動画を見ながら、講師のチェックを受けつつ自発的に課題をこなして卒業を目指す、というものでした。
そこで見た現実とは。
・そもそもの手法自体に根拠や優位性が無い
・発言者は限られている(ほとんどの参加者は見ているだけの幽霊部員)
・指導者がトレーダーではない、レベルが低い(手法の矛盾や曖昧さを指摘しても「感覚を鍛えるしかない」などと回答もしくは無回答)
・指導者の「教える」事のレベルが低い(ナイストレード!や次は頑張りましょう???何がナイスなのか、次は何を頑張るのか、教示内容に具体性が無い)
・特定のメンバーによるFX以外の雑談が多発
・脱落者が多数発生しても放置
総じて教える体制が希薄であり、真剣に学べる場とは成りえない。
それでもお金を払った分、何かを得たい、信じたいと思うのは仕方ありませんが、こんな環境でお金を稼ぐ技術を習得できるはずがないですよね。
目指すのはFXのプロフェッショナルであり、アマチュアサークルや同好会のような場所で馴れ合いながらどれだけ学ぼうとプロの領域には辿り着きようがありません。
自分の理論を教えるにあたり、教える数にこだわりはありません。
大神がこだわるのは、何人の人に教えたかではなく、
私の理論を知った人のトレードレベルをどれだけ引き上げる事ができたか、です。
マンツーマンによるFX指導でなければならない理由、マンツーマンでなければ教える事ができない理由、は上記となります。
これから受講を検討されている講読者さんからは、なぜこれだけマンツーマンでのFX指導にこだわって門戸を狭くしているのか、という質問を意外に多くいただくので、長くなりましたがここでお話させていただきました。
受講者さん、公開記事の講読者さんに関わらず、お読みいただいている全ての皆さんへ向けて
単純にトレーダーになりたい・・・というだけならば難しくはありません。
時間はかかるかもしれませんが、公開記事を読んであなたの規則的FX理論を一つずつ組み上げていってください。
大神の講義はその過程の短縮に過ぎません。
私の理論は裁量要素を挟む余地がなく、記憶して出力する、それだけです。
受講者の皆さんはご存知の通り、推進D波動トレードの運用にあたり特別な才能は必要ありません。
トレーダーになりたい、というだけであれば十分に結果を出せるでしょう。
そのため運用当初は高揚感や感動も十分に得る事が出来ます。
しかし・・・それだけでは勿体ない。
私の講義を受講する方は本業で忙しく活動されている方も多いため、まさしく稼ぐツールとしての運用だけに終始する方もいるにはいますが、既存の受講者さんは、推進D波動の導線と現在地把握を元にした無限の応用の可能性における新理論の構築を中心としたチャートを探求する事の楽しさ、そして公開記事の講読者さんや将来的に受講を考えている講読者さんは、理論習得で終わりではなくその先もあるのだ、という事も見据えておいていただけたらと思います。
今後掲載していく記事はその先の事も見据えて公開発表していきます。
以上長くなりましたが、本サイトがどなたかのブレイクのきっかけとなるなら幸いです。
駄文お読みいただきありがとうございました。
コーヒーをどうぞ。。。
