勝てるFX専業トレーダーに必要な要素とは

専業トレーダーへ向けての最終工程:ロットの高め方

今回は来訪者の方からメッセージいただいた

「専業で勝てるFXトレーダーになるにはどうしたらいいのか教えてください」

このご質問に私なりにお答えしておこうと思います。

勝てる手法の作り方やその思考は他のページで述べていますので、どんな経緯で勝てるトレーダーに至ったのか。
そもそも勝てるトレーダーとは何を持って勝てるトレーダーと言えるのでしょうか?

現実的な観点から述べるなら、ロットを張れるトレーダー という事になるのかと思います。
まず、そうなるのは決して難しい事ではない、という事を先に明言しておきます。
これからお話する事は当然ですがFXで勝てるようになった自慢をしたい訳ではありませんのでそこは誤解なきようお願いします。

このページを通じて本当に伝えたい事が伝われば幸いです。

専業トレーダーに必要なものは確証を得たFX手法とロットを高める事

もう随分前ですね、勝てるようになったのは。
15年以上前ですが最初は怖気づいてロットをうまく張る事が出来ませんでした。
ロットを大きくしてどんどん資金を増やしていこう、という意識になれたのは勝てるようになってから3ヵ月後です。

その3ヵ月間、何をしていたかというと確証を得るための検証と実証の確認作業の繰り返しです。
その時の持てる時間、持てる労力の全てをこれだけに延々費やし続けていたわけです。
その確証を得てからは何をビビっていたのか忘れるくらい、ロットを張るという事への恐怖心が無くなりました。

結構いると思うんですよね、徐々にでも資金は増えているのにロットが張れない、もしくはロットを張るとトレードが崩れてしまう・・・という方。
何が言いたいのかというと、自身のトレードへの確証が自分の中で完全に形成されたら、資金は自分でも驚くほどのスピードで簡単に増えていくんですよ、という事です。

それに必要な事は何か、というと既に述べていますね、「 確証 」です。

取り扱う手法が固まり、そしてその確証を得た後の資金の増加サイクルは想像以上に早く回転する・・・
だから今現在、手法が固まっていない方もそれほど焦る必要は無いのです。
その理由も後ほどお話しますが、目標だけはしっかりと持ち、焦らずに取り組むという事に集中していくといいでしょう。

手法に対する確証を得るために

核となる手法を手にした後、ロットをどうやって高めていくか。
それには手法に対する確証が必要。

肝心なのはこれでやる!と決めた理論手法を手にした直後からの行動です。
そこからはあなたがその時、その環境で持っているだけの時間と労力の全てを費やしていくべきです。
その時に費やす時間というのは、多くの人にとってどちらかと言えば 楽しい時を過ごす部類に入るはず です。
その手法の優位性を信じて、これからの自分のトレードを重ねて答え合わせをしているのですから楽しくない事はないですよね。

消費しなければならないのは時間だけ。

難しいのは何を信じるに値する手法かを見定めるまでですので、核となるトレードを見出した後は単なる反復作業でしかない。
という事は私が思うにFXとは反復すればするほどに誰でも上達できる、という性質を持っているものと思っています。(これは程度の差こそあれど裁量無裁量に限らず)

「FXのセンス」

こんな言葉を聞く事がありますが、このような無像の言葉に騙されて嘆く必要はありません。
だってそもそもFXにセンスや才能というものは必要ないのだから。
自分の核となるトレード+それをどれだけ反復するか、これだけです。

大神の他のページもお読みいただき、ご自身のトレードに何か足りていないものはないか、何を信じるか、どんなトレードを目指したいのか、そして目指すトレードに必要な要素とは?

誰かが少しでも気付きを得るきっかけとなればと思っています。

FX初心者から専業トレーダーになるために最適な勉強方法とは

反復学習の重要性

FXで負けている人の共通事項=反復学習をしていない

本人はしているつもりかもしれないですね。
もし何か自身のトレードで信ずるに値するものに気付けた時、もしくは大神のサイトでなくとも構いませんが何か重要な一つの知識見識を得た時、その時得たものや見たものはまだあなたのものではありません。
それを研ぎ澄まし磨き上げて初めてあなたのものとなる。だから必要なのは反復する事なんです。

しかしFXだけでなく投資全般で負けている人はせっかく手に入れた技術を磨き上げる事を決してしようとしません。
新たな知識を読むだけ読んで満足し、これだ!と勝手に感じたものを少し学ぶだけ学んで満足し、ほんのわずかな時間しか検証しかしていないのに少しでもやり切った感を感じたら即実践投入です。

・・・言うまでもなく、それでは結果は推して知るべし、になりますよね。

つらつらきつい言葉を並び立てていますが、FXってやれば出来るんです。センス無しで。誰でも。

自信のトレード構築を目指す方は、まずはご自身が信じるに値するトレード基準を見出す事。
私は規則的で完全なルールの元で相場に対峙していますが、その基準さえ揃えば後はやるだけです。
(私が受講者さんに頑張り屋や努力家を望むのもこういった理由からです、勝ちトレーダーへの鍵を自ら放棄しない方に教えたい)

FXを含む投資の世界は多くの人が挑戦し、腐って諦めてしまう方も多いのですが、頑張れば報われるのが分かっているのであれば、
それじゃあものになるまでやってやろうじゃないか!
とも思えるはずですよね。

FXの勉強で得た知識のほとんどは役に立たない


FXで勝とうとすると、多くの理論・手法・インジケーター・勉強方法・教材を目にする事になるでしょう。
真面目で真剣に取り組む方ほど知識だけが蓄積されていきます。
しかし勝てるようになる際、その蓄積した知識のほとんどは使用する事はありません。
無駄になった知識、ゴミだった教材、学んだ事の一つ一つは無意味であったとしても、「これは使わない」と判断できた事、それ自体が収穫なのです。

私も勝てるまでに気が遠くなるほどチャートを観察してきましたが、その多くの観察を通して得られたものの中でいらないものを徹底的に取捨選択した先に残ったわずかな事。
これが今の推進D波動トレードや補完性ルート理論を始めとする規則的FX理論構築の基礎となっています。

私が捨てたものの中の一つに「裁量によるFXトレード」があります。
これを捨てたことは規則的FX理論を構築する上で最も重要な選択となりました。
ロットを高め、生活や将来設計を為替取引で考える事が出来るトレーダーとなるために必要なのは、自身の核となるトレード基準とそれを研ぎ澄ます反復練習。
裁量トレードを捨てた事により、反復の再現性が100%になった事も私のトレーダーとしての成長速度を大いに高めたと感じています。

今回の話はまだトレード基準が見つかっていない、イメージできていない方にとっては先の話かもしれません。
そんな方は今のご自身のやるべき事、どんなトレードを反復して磨き上げるべきか、自分に扱える(扱いたい)のはどんなトレードか、そこから考えてみてください。
そしてその後の専業トレーダーレベルでのロット運用に至る過程をどのように考え進めばいいか、今回の話がいつかその時が来たどなたかの参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。


コーヒーをどうぞ。

FXで勝てる専業トレーダーになってから必要な要素とは