天海さん>エントリーまで進めばトレード、進めなければトレードしない
純粋に「お金を増やすための作業」というのが、一番しっくりくる表現だと思いました。(これを私の感想のタイトルにしていただければと思います)
大神さんの授業は正直すごく濃いです。
話はめっちゃ長い・・・はずなのに、不思議と無駄がなくて、毎回「あれ、もう1時間?」って思うくらいあっという間に時間が過ぎていました。
特に印象に残っているのは、絶対的に無裁量を採用する理由を話してくださったときの例え話です。
「真冬のお風呂で、水しか出ないシャワーとお湯も出るシャワー、どっちを使うかなんて考えるまでもないですよね」
この言葉を聞いて、「なるほど、そういうことか」と。
その言葉通り、手法内容も本当に迷う余地がありません。
例えばトレードで負けた時、普通のやり方なら「なんで負けたんだろう」とあれこれ考えてしまうと思います。
でも大神さんの手法はただ一つ、「手順を間違えてなかったか」だけを確認すればいい。
もし間違えていたなら次は気をつければいいし、間違えていなければ負けでもOK。
それでもトレードを積み重ねていけば、ちゃんとお金は増えていくと実感できる。
授業の中で気付いたのは、大神さんの理論は全部決まっているということです。
導線も構造規則も、全部決まっているから、「どっちが良さそうかな」とか「感覚的にこっちかな」といった迷いが何一つ出てこない。
エントリーまで進めばトレード、進めなければトレードしない。
やることが完全に決められていて、しかも価格・時間・根拠のすべてが整理されている。
さらに「なぜその方法なのか」という理由まで丁寧に教えてもらえるから、ただやり方を覚えるだけじゃなく、自分で納得して理解して進んでいる。
理由が分かっているからこそ、迷わず信用してトレードできるんだと思います。
この講義を受けなければ、きっとこれからもよく分からない手法をダラダラ検証して、時間もお金も浪費していたと思います。
大げさに聞こえるかもしれませんが、学んだ手法は間違いなく「世界最高峰のFX手法」だと感じています。
大神さん、1か月間本当にありがとうございました。
問題は発生するもっと前にある
受講の感想を丁寧に書いていただきありがとうございました。
講義でお伝えした可変式ハーモニックD手法の本質をしっかりと理解していただけていることを嬉しく思います。
大切なのは、ダウやハーモニック、あるいはエリオットの波そのものではありません。
多くの方々が数ある理論手法の表面的なものに惑わされています。
そんな手法難民の方々が気付けていない事。
もしチャートや手法に対して迷いが生じるのであれば、その問題はもっと手前の段階にあるのです。
例えば、200MAで反応が明確な場面に出会えば「これだ!」と思ってしまうことがあります。
しかし、別の相場環境では200MAは全く機能しないことも多々あります。
つまりこうした「場当たり的な答え」では根本的な解決にはならないのです。
必要なのは、問題が起こる前の段階から相場を観測し、傾向を掴み、そのうえで「なぜそうなるのか」という理由と根拠を備えた判断が出来る事。
そうした再現可能なプロセスを追求していくと、最終的にはシンプルな環境認識に集約されていきます。
今の天海さんなら、この意味をきちんと理解できるはずです。
講義をとても前向きに、そして楽しみながら受けてくださったおかげで、私自身もいつも以上に多くの話をお伝えすることができました。
一方で、少し「見切り発車」をしてしまわれる場面も見受けられましたので、実践では常に冷静に、慌てず慎重に取り組まれると良いでしょう。
改めて、この1ヵ月間をともに過ごせたことに感謝します。ありがとうございました。
大神一
